2025年公開の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）』は、長野県警メンバーがキーパーソンとなる作品です。
これまで、長野県警は数々の事件を解決してきた名物キャラたちがそろう組織。その中でも、大和警部・諸伏警部・上原刑事の3人がどのように物語に絡んでいくのか、気になっている人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、長野県警メンバーの個性や人間関係を徹底解説！
これを読めば、『隻眼の残像』をより深く楽しめること間違いなしです。
映画公開前に、長野県警の魅力を一緒におさらいしていきましょう！
長野県警の主要キャラクター紹介
大和勘助（やまと かんすけ）
年齢： 35歳 ／ 役職： 長野県警刑事部捜査一課 警部
経歴
- 上原由衣とは幼馴染で、幼い頃から甲斐巡査に憧れて長野県警に入る。
- 諸伏高明とは小学校の同級生でライバル関係。
- 半年前、仮出所中に逃亡した男を追い、雪山で雪崩に巻き込まれる。
- 左目と左足を負傷しながらも奇跡的に生還。
性格・特徴
- 大柄で髪を後ろで束ねている。
- 負傷後は隻眼となり、杖をついた姿に。
- 荒っぽい口調を使いたがる面があり、悪人と誤解されることも。
- 「眠りの小五郎」を牛耳っているのがコナンであると見抜き、「とんだ化け物」と評価。表向きは小五郎に依頼しつつ、実際はコナンの推理を頼りにしている。
上原由衣（うえはら ゆい）
年齢： 29歳 ／ 役職： 長野県警刑事部捜査一課（大和警部の部下）
経歴
- 大和勘助とは幼馴染。
- 甲斐巡査に憧れて刑事になるが、6年前の新人時代に甲斐巡査を事故で失い、号泣するほどのショックを受ける。
- 半年前、大和警部が行方不明になり、彼が死亡したと思い込む。
- 事件の真相を探るため虎田家に嫁ぐが、その家で事件が発生。夫と死別する。
- 奇跡的に生還した大和警部と再会し、長野県警に復帰。
性格・特徴
- 頭のお団子ヘアがトレードマーク。
- 大和勘助を「勘ちゃん」と呼ぶ癖があり、毎回怒られる。
- 大和警部への想いはあるものの、盲目的にはならず、冷静な判断力を持つ。
- 大和警部だけでなく、彼のライバル・諸伏警部のこともよく知っている。
- 自身の体験に基づいて、風林火山を引用して蘭や和葉に恋のアドバイスをする。
- 初登場時のエピソードでは自力で犯人を突き止めるほど優秀さを見せる一方、蘭と同様にホラー要素が苦手。
諸伏高明（もろふし たかあき）
年齢： 35歳 ／ 役職： 長野県警刑事部捜査一課 警部
経歴
- 大和警部とは小学校の同級生で、昔からライバル関係。
- 東都大学法学部をトップの成績で卒業するも、キャリア試験を受けずにノンキャリアで長野県警へ。
- 警察学校時代も大和警部と同期。
- 半年前、大和警部が雪崩事故で死亡したと思われていた中、単独で捜査を強行し、逃亡中の男を確保。
- その後、大和警部が生存していることを突き止めるも、命令違反の責任を問われて新野署に異動
- 後に自力で県警本部に復帰する。
性格・特徴
- 「高明（たかあき）」を音読みして「コウメイ」と呼ばれる。
- 三国志などの比喩表現を好む知的な話し方で、大和警部とは対照的。
- 初登場時は”所轄のコイメイ（諸葛孔明）”とコナンにツッコまれる。
- 整った上髭と眉がトレードマーク。
- 推理力が高く、コナンを「白眉の少年」と称し、大和警部がコナンを同行させた理由もすぐに見抜く。
- 冷静沈着に見えるが、大和警部の捜索では単独行動をとるなど熱い一面も。
- ユーモラスな面もあり、大和警部を煽ったり、酔っ払いの真似が上手だったりする。
- 「信州そばよりも上州そばが美味い」と言った群馬県警・山村警部を鋭く睨むシーンも。
弟・景光の存在
- 物語が進むにつれ、弟・景光の存在がクローズアップされる。
- 彼の推理力の高さと、景光の親族という立場から、今後も長野県警以外のエピソードでの活躍が期待される。
長野県警メンバーの人間関係
『名探偵コナン』に登場する長野県警の面々は、それぞれに深い人間関係を築いています。ここでは、彼らの関係性を主観的な考察も交えながら解説します。
大和敢助💕上原由衣（幼馴染＋上司と部下）
長野県警のこの二人は、上司と部下でありながら、コナンシリーズお馴染みの幼馴染カップルでもあります。幼少期から共に甲斐巡査に憧れ、刑事となった過去を持ちます。
現状、由衣の片想いのように描かれていますが、大和警部の言動には照れ隠しとも取れる発言が多く見られます。
例えば、由衣を刑事に復帰させる際には、「課長がお前の入れたまずいコーヒーを飲みたがっている」
と遠回しに誘うなど、ストレートに言えない不器用さがにじみ出ています。
また、大和警部は由衣を「おい上原」と呼び、ぶっきらぼうな態度を取ることが多いですが、由衣の方はそれを理解している様子。
6歳差ということもあり、昔からの上下関係が無意識に固定されていることで、安定した関係を築いているのかもしれません。
🧐 『隻眼の残像（フラッシュバック）』での関係性の変化は？
今回の映画のテーマは大和警部の雪崩事故。
つまり、その事故に強く関わる由衣も、ヒロイン的なポジションとして大きくフィーチャーされることが予想されます。
大和警部が彼女に対し、これまでとは違う感情を見せる可能性も…！？
大和勘助⚔️諸伏高明（小学生からライバル）
二人は小学校の同級生であり、幼い頃から何かと競い合ってきたライバル関係。
- 警察学校時代も共に過ごし、切磋琢磨。
- 性格は正反対ながら、互いの実力は認め合っている。
- 大和警部の行方不明時、諸伏警部は命令を無視してまで単独捜査を決行。
この関係性が最も顕著に表れたのが、大和警部が雪崩事故で行方不明になったとき。
通常であれば、警察組織のルールに従い捜査を進めるべきですが、諸伏警部は上司の命令を振り切り、単独で捜査を決行。
この行動は、彼がどれだけ大和警部のことをライバル以上の存在と見ていたかを物語っています。
🧐 『隻眼の残像（フラッシュバック）』での注目ポイント
映画の予告映像では、諸伏警部が水に沈んでいくシーンが確認されています。
これは、大和警部を救うために危険を顧みない行動を取ることを示唆しているのかもしれません。
過去のエピソードでも無茶な行動を取ることがある諸伏警部ですが、今回の映画ではさらに「命を懸けた捜査」を見せてくれる可能性もありそうです。
長野県警メンバーとの人間関係
{いい感じの文章}
大和勘助🕵️♂️江戸川コナン
大和警部は、「眠りの小五郎」を牛耳っているのがコナンだと見抜いています。そのため、表向きは小五郎に捜査協力を依頼しながらも、実際にはコナンの推理を期待しているというのが本音です。
また、諸伏警部の手柄になるようにコナンを同行させるよう仕向けるなど、周囲の動きまで計算した行動を取ることも。
しかし、コナンの正体までは気づいていません。（物語がややこしくなるため）
一方で、コナンも大和警部をはじめとする長野県警の能力を信頼しているようです。
特に『県警の黒い闇』では、長野県警内部の事件とはいえ、解決前に新幹線で帰路についていたことから、事件の収束を彼らに任せられると判断していた可能性があります。
🧐 『隻眼の残像（フラッシュバック）』で描かれそうなこと
映画では、大和警部の雪崩事故をめぐる事件が描かれるため、コナンとの連携もこれまで以上に重要になりそうです。お互いに信頼し合う姿が強く描かれるのではないでしょうか。
諸伏高明🕵️♂️江戸川コナン
諸伏警部もまた、コナンの推理力を認めており、彼を「白眉（特に優れた人物）の少年」と称しています。
普段は冷静で知的な彼ですが、実は内面が熱くなりすぎて周囲が見えなくなることも多い性格。そんな彼にとって、コナンの冷静な一言が事件解決のきっかけになることもしばしば。
ただし、大和警部と同じく、コナンの正体までは気づいていません。（ややこしくなるので）
🧐 『隻眼の残像（フラッシュバック）』で描かれそうなこと
映画では、諸伏警部が水に沈んでいくシーンが予告映像に映っているため、彼が事件の中で大きな決断を迫られる展開が予想されます。
その中で、コナンがどう関わるのかも注目ポイントになりそうです。
上原由衣🕵️♀️毛利蘭&遠山和葉
由衣は、恋愛に関して蘭や和葉にアドバイスを送るお姉さん的な立ち位置です。
彼女のアドバイスには、自身の経験が色濃く反映されています。
風林火山を引用して「熱い想いが消えないうちに告白するのも手」だということを伝えます。
これは、彼女自身が想い人の大和警部を雪崩事故で失ったと思い込んだ過去があるからこそ出てくる言葉。
「後悔しないために、早く行動するべき」と考えているようです。
また、蘭や和葉とは連絡先も交換しており、和葉は由衣の恋愛模様に興味津々な様子。
互いに気兼ねなく話せる関係で、「由衣刑事」「蘭ちゃん」「和葉ちゃん」と呼び合う仲の良さがうかがえます。
🧐 『隻眼の残像（フラッシュバック）』で描かれそうなこと
シリアスな雰囲気の中でも、彼女たちのやり取りが恋バナ的なラブコメ要素として描かれる可能性があります。
事件の合間に、ほんの少しでも和やかなシーンがあると、よりキャラの魅力が引き立ちそうですね！
諸伏高明🤔毛利小五郎&蘭
諸伏警部は三国志の比喩表現を多用しますが、毛利小五郎にはその意味がまったく伝わらず、反応はイマイチ。
それを補うのが三国志に詳しい蘭で、彼女が高明と小五郎の通訳のような役割を果たしています。
ただし、高明自身は「眠りの小五郎」の知名度の高さにはあまり関心を持っていない様子。
ちなみに、高明もまた「眠りの小五郎を牛耳っているのはコナン」だと理解している節があります。
🧐 『隻眼の残像（フラッシュバック）』で描かれそうなこと
予告映像ではカッコいい小五郎が見られるので、小五郎の凄さを長野県警メンバーに見せつけてあげたいですね！
諸伏高明🤫安室透
一見、接点がなさそうに見える二人ですが、これから重要な役割を担って協力する可能性が高い関係です。
幼い頃、諸伏警部の弟・景光が「友達ができた」と紹介してきた人物が、安室によく似ていること。
また、安室もまた「景光の兄＝諸伏高明」だと認識しているはずですが、公安の立場上、特に反応は見せていません。
さらに、二人とも警視庁の黒田管理官から何やら影で計画に参加しているような描写があり、裏では何かしらの動きがあると考えられます。
🧐 『隻眼の残像（フラッシュバック）』で描かれそうなこと
もし映画で二人が協力する展開になれば、景光の存在にも焦点が当たる可能性があり、物語にとって重要なターニングポイントになるかもしれません。
まとめ
長野県警メンバーは、それぞれが個性的で優秀でありながら、互いに深い絆や因縁を持つ関係性が特徴的です。
2024年公開の劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）』では、大和警部の過去が明かされるだけでなく、彼を巡る長野県警メンバーの関係性にも深く踏み込んでいくと予想されます。
長野県警ファンにとっては待望の作品となること間違いなしです。
ぜひ、映画を観る前に長野県警メンバーの関係性をおさらいして公開に備えましょう！